不登校や行き渋りの子がいる保護者の中には
「人と関わることを、怖がらなくなってほしい」
そう感じることがあるかもしれません。
無理に前に出なくていい。
でも、ひとりきりにもならない。
居場所を探しているけれど、
何が正解なのかわからない。
そんなときに、この記事を読んでほしいなと思います。
今回、NIJINのハイブリッド通学で行われた
7校合同のクリスマス会。
その中で見えた、子どもたちの姿を、
お届けします。
サンタの帽子をかぶって、クリスマス会に集まった日
12月25日(木)
サンタの帽子や、トナカイのカチューシャ。
いつもの教室に、少しだけ特別な空気が流れていました。
画面の向こうには、全国の教室。
それぞれの場所にいながら、
同じ時間に集まっていることが、自然と伝わってきます。
「もう始まる?」
そんな声と一緒に、
パソコンの前に、自然と集まり始めていました。

離れたニジアカ生を思い浮かべるクリスマス会の準備
11月のある日、各教室で・・・
何を送ろうか。
箱の中をのぞいて、また閉じて。
送り相手のことを考えながら、
手が止まる時間がありました。
家で作り方を調べてきたオーナメント。
「これ、送りたい」
画面の向こうにいる誰かを思い浮かべながら、
準備が進んでいきます。
箱詰めをして、宛名を書いて。
初めての郵便局で、伝票を一文字ずつ書き、
窓口に託したあと、
少しだけ肩の力が抜けた表情が見えました。
別の教室では、
手紙いっぱいに描かれた“マイキャラクター”。
クイズのような仕掛けがあり、
読む時間も一緒に届けるつもりで書かれていました。
クリスマスリースを作る手も、
送る相手の顔を思い浮かべながら動いていました。
どうしたらきれいに見えるか、
どうしたら喜んでもらえるか。
那覇の教室では、
「これ、美味しいよ」
「こっちの方が喜びそう」
送り相手の話が、自然と増えていきます。
「どうする?」から始まった、ミニゲームの進行
画面に出てきたお題は、
ひらがなの羅列だけ。
一瞬、空気が止まりました。
「どうする?」
誰かが言うと、すぐに相談が始まります。
別の部屋を作る?
お題の出し方を変える?
画面の向こうで、考える時間が流れていました。
進行を担っていたのは、名古屋西校。ミニゲームを進めてくれる横浜泉校。さらに、はるみんはやっことのあるゲームだったのもあり、サポートの言葉が出てきます。
完璧に進めるより、
その場でできることを探しながら、
ゲームは少しずつ動いていきます。

別の画面では、
描かれた絵をのぞき込みながら、
「これ、なんだろう?」
「次、誰の番?」
声が重なっていきます。
うまくいかない場面も含めて、
その時間ごと、みんなで共有して楽しんでいました。
第二の居場所から、社会はつながっていく
ミニゲームが終わり、次は教室間のプレゼント交換タイム♪
事前に送り先をみんなで決めていました。ですが、開けるのはクリマス会。

箱を開けた瞬間、
思わず声が上がりました。
「すごい」
「おいしい」
名古屋から届いたクッキーに、
表情がゆるみます。
「名古屋って、他に何があるんだっけ?」
そんな会話から、
画面の向こうの街に、
少しだけ興味が広がっていきました。
別の教室から届いた絵を見て、
「これ、どうやって描いたんだろう」
箸の動きが止まらないまま、
会話が続いていきます。
リアル教室でその様子を見ていた保護者たちも、
同じ時間を共有していました。
「全国に、こんなに教室があるんですね」
「それぞれのカラーがあって、いいですね」
誰かと無理に仲良くならなくても、
同じ時間を過ごすことはできる。
画面の向こうに社会があると、
感じられる瞬間が、確かにありました。
不登校の子にとっての居場所は、
何かをさせる場所でなくてもいいのかもしれません。
第二の居場所から、
そんなつながり方が、
少しずつ始まっています。

