やってみたいから始まった一歩 ― 不登校だったゆいちゃんの門出🌸

「やってみたい」
その気持ちを大切にして、一歩を踏み出したゆいちゃん。

3月21日(土)大阪で行われた門出を祝う会でスピーチに挑戦することを決めた背景には、
これまでの積み重ねと、それを見守ってきたご家庭の存在がありました。

目次

■ 出会いは、小さなきっかけから

弟さんのプログラミング教室の先生に紹介してもらったことをきっかけに、NIJINアカデミーに出会ったゆいちゃん。体験に参加したことが、入学の一歩につながりました。

■ 「こうなりたい」が変えたもの

入学後、大きく変わったのは「イラストへの向き合い方」でした。

「上手な子がたくさんいて、“こうなりたい!”と思ったんです」

その思いをきっかけに、より本気で取り組むように。
また、これまでチャット中心だったやりとりも、少しずつマイクをオンにして話すようになり、自分の表現の幅を広げています。

毎日コツコツとイラストに取り組んでいるゆいちゃん

■ 「やろう!」と決めた瞬間

門出を祝う会でのスピーチは、先生からの一言がきっかけでした。

「スピーチやってみない?」
その言葉に、ゆいちゃんは「やろう!」と即決。迷いはなかったそうです。

“やってみたい”という気持ちに素直に動く姿が、とても印象的です。

■ 見守る中で生まれた変化(保護者の声)

入学当初、保護者の方はこう感じていたといいます。

「自由度が高い分、本当に続けられるのか、オンラインで人と関われるのか、半信半疑でした」

しかし初日、「友達できたよ!」と笑顔で話すゆいちゃん。
その後も生活リズムが整い、少しずつ元気と自信を取り戻していきました。

最初はつい声をかけてしまうこともあったそうですが、
毎日スラックで絵を投稿し、友達のリクエストに応えて描いている姿を見て、

「何もしていないようで、実は人を喜ばせていたり、創作をしているんだ」と気づかれたそうです。

そこからは少しずつ“見守る”関わりへ。
すると、「今こんなことをやっているよ」と、自分から話してくれるようになりました。

■ 想いが重なったスピーチの時間

門出を祝う会当日。
ゆいちゃんのスピーチに続き、保護者の方からもサプライズでお手紙が贈られました。

そしてゆいちゃんからも、サプライズで「正解(RADWIMPS)」が届けられました。

これまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。
学校に行きにくくなり、お母さんとぶつかる日々が続いたこともあったといいます。

それでも、共に過ごす時間の中で少しずつ乗り越え、今では笑い合い、お互いを思いやる関係へ。

「あぁ 答えがある問いばかりを教わってきたよ
だけど明日からは 僕だけの正解をいざ探しにゆくんだ

その歌詞は、これまでの歩み、そしてこれからの決意と重なり、会場の心に深く響きました。

ゆいちゃんの挑戦、そしてそれを支えてきたご家族の想い。
そのすべてが重なった、胸が熱くなる時間となりました。

お母さんからゆいちゃんへサプライズのお手紙

■ これからも、自分で選ぶ

スピーチへの挑戦をきっかけに、さらに広がるゆいちゃんの世界。

「イラストレーターさんにアドバイスをもらいたい」
「アニメーションを頑張りたい」

そんなこれからの目標も話してくれました。

保護者の方はこう語ります。
「今のゆいちゃんの感性のまま、ゆいちゃんの世界を歩んでいってほしいです。とにかく元気で、生き生きと、幸せを感じながら生きていてくれれば、それでいいと思っています」

“やってみたい”を自分で選び、一歩踏み出す。
そして、それをそっと見守る存在がいる。

その積み重ねが、今のゆいちゃんの姿につながっています。

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