「このままだと、将来どうなってしまうんだろう」
今、そんな不安で胸が押しつぶされそうになっていませんか?
朝、目が覚めるとお腹が痛くなる。 みんなが学校に行っている時間に、自分だけ部屋にいる罪悪感。 「普通」のことができない自分への苛立ち。
学校に行けない日が続くと、どうしても自分を責めてしまいがちです。「人生のレールから外れてしまった」と感じて、目の前が真っ暗に見える日もあるかもしれません。
でも、これだけは覚えておいてください。 あなたは決して、ダメなんかじゃありません。怠けているわけでもありません。 これまで、周りの期待に応えようと、あるいは自分自身を奮い立たせて、一生懸命走り続けてきた。その疲れが出て、今は心が必死に「休憩」を求めているだけなのです。
骨折したらギプスをして休むように、心が疲れたら休養が必要です。それは、次のステップへ進むための大切な「充電期間」です。
今日は、少しだけ視線を上げて、「不登校からの進路」について一緒に考えてみましょう。 「学校に戻る」ことだけが正解ではありません。今の時代、学びの場は驚くほど多様化しています。 今のあなたに、無理なくフィットする場所は必ずあります。
無理して「普通」に合わせなくていい。
進路選びで一番大切な「心のモノサシ」
高校選びというと、先生や親からは「偏差値」や「通学距離」、「大学進学率」といった基準を提示されることが多いかもしれません。 しかし、不登校や五月雨登校(行ったり行かなかったり)を経験しているみなさんにとって、一番大切な基準は全く違います。
それは、「今の自分の心が、息苦しくなくいられるかどうか」です。
「中学校に行けなかった分、高校では頑張って毎日通わなきゃ」と、無理に高いハードルを設定して自分を追い込んでいませんか? その「頑張り」は、入学してからではなく、今の自分を認めることに使ってください。
高校は、義務教育とは違い、学び方のスタイルを自分で自由に選べる場所です。 「毎日通う」のが正解ではありません。「自分が続けられるスタイル」を見つけることが正解です。
ここからは、具体的にどんな選択肢があるのか、それぞれの特徴をさらに詳しく見ていきましょう。
あなたに合うのはどこ?主な3つの高校スタイル
高校には大きく分けて「全日制」「定時制」「通信制」の3つのスタイルがあります。それぞれのメリットと、どんなタイプの人に向いているかを深掘りします。
1. 全日制高校

朝から夕方まで学校に行き、クラス単位で授業を受ける、いわゆる「一般的な高校」のスタイルです。
- 特徴:
- 時間割が決まっており、クラスメイトと共に過ごす時間が長い。
- 体育祭、文化祭、修学旅行などの行事が盛んで、部活動も活発。
- メリット:
- 「高校生らしい青春」を体験しやすい。
- 友達と深く関わる機会が多く、進学や就職のサポートも手厚い傾向にある。
- 不登校からの進路として:
- 「勉強や行事は好きだけど、今の中学の特定の人間関係だけが辛い」という場合、環境がリセットされる全日制でうまくいくケースもあります。
- 【ここに注目】: 最近では、不登校経験者や中退者を積極的に受け入れる「チャレンジスクール(多部制・単位制高校)」という公立高校が増えています。ここでは「学び直し」に重点が置かれ、カウンセリング体制も整っているため、普通の全日制よりも安心して通えます。
2. 定時制高校

もともとは「働きながら学ぶ人」のための学校でしたが、現在は役割が大きく変わっています。
- 特徴:
- 「夜間部(夜から)」だけでなく、「昼間部(昼から)」「三部制(午前・午後・夜から選べる)」など、時間帯が非常に柔軟になっています。
- 制服がなく私服通学の学校が多いのも特徴です。
- メリット:
- 1日の授業時間が4時間程度と短く、体への負担が非常に少ないです。
- クラスには不登校経験者、一度社会に出た人、外国籍の人など、多様な背景を持つ人が集まるため、「みんな違って当たり前」という空気があり、同調圧力が少ない傾向にあります。
- 不登校からの進路として:
- 「朝起きるのがどうしても辛い(起立性調節障害など)」という人には、午後から授業が始まるコースが最適です。
- 少人数クラスが多く、先生との距離が近いため、手厚いサポートを受けながら徐々に集団生活に慣れていきたい人におすすめです。
3. 通信制高校

今、不登校経験者の進路として最も選ばれているのがこのスタイルです。生徒数は年々増加しており、今や「12人に1人の高校生」が通信制を選んでいます。
- 特徴:
- 基本は自宅学習(レポート提出)です。毎日学校に行く必要はありません。
- 「年に数回の合宿のみ」の学校から、「週1〜5回通学」を選べる学校まで、スタイルは無限大です。
- メリット:
- 人間関係のストレスを極限まで減らせます。
- 自分の時間がたっぷりあるため、体調に合わせて生活できます。
- 空いた時間で、イラスト、プログラミング、eスポーツ、美容、芸能など、専門的なスキルを学べるコースを持つ学校が多く、「好きなこと」を伸ばせます。
- 不登校からの進路として:
- 「とにかく家から出るのが怖い」「人の視線が気になる」という人にとって、最も安心して高卒資格を目指せる場所です。
- 最近は、「ネット上の仮想空間(メタバース)」に通学するタイプの学校も登場しています。アバターを使って参加するため、顔を出さずに同級生と交流でき、ハードルが非常に低いです。

その他の選択肢:学校という「枠」にこだわらない道
「高校」という建物に通うこと自体がしんどいと感じる場合は、別のルートもあります。道は一本ではありません。
- 高等学校卒業程度認定試験(高卒認定):
- 高校に通わずに試験を受け、合格すれば「高校卒業と同じ学力がある」と国に認められる制度です。
- これを持っていれば、大学や短大、専門学校の受験が可能です。
- 「学校という集団生活は無理だけど、勉強して大学には行きたい」という人のための、最短のショートカットです。
- フリースクール・技能連携校:
- 通信制高校と提携している場所が多く、「サポート校」とも呼ばれます。
- 高校の卒業資格を取りながら、生活リズムを整えたり、ソーシャルスキルを身につけたりするケアを受けられます。勉強だけでなく、心の回復を優先したい場合に適しています。
NIJIN高等学院とは?
多様化が進む通信制の中でも、「先生が一人ひとりに深く寄り添う」ことを特徴にしている学校があります。
それがNIJIN高等学院です。
- オンライン中心の通信制サポート校(2026年4月開校予定)
- 先生との距離が近く、悩みや不安を“対話”で一緒にほどいていく
- メタバースでの学び、旅をしながら全国の体験ができる「旅プロジェクト」など、
「教室の外の学び」を大切にしている - 「自分の専門性」「自分らしさ(独自性)」を伸ばす教育方針
└ 理念は Be unique, Go special(自分を生きて、特別な未来へ)
不登校の経験をマイナスではなく、“その子の物語の一部”として受け止め、
そこからどう再スタートするかを一緒に考えていく学校です。
もちろん、進路の選択肢はNIJINだけではありません。
あなたにとって最も心が軽くなる場所を選んでほしい。
ただ、「安心して話せる先生がいる場所」を探しているなら、こういう学校もある、ということだけ知っていてください。
最後に:進路活動は「布団の中から」でも始められます
ここまで読んで、「自分にも選べる道があるかもしれない」と少しでも感じていただけたら嬉しいです。
でも、「すぐに進路を決めなきゃ」と焦る必要は全くありません。 無理やり学校見学の予約を入れたり、先生に相談したりするのは、エネルギーが溜まってからで大丈夫。
まずは、布団の中でスマホをいじるついでに、以下のような「小さな一歩」を試してみてください。
- 「通信制高校 イラスト」「定時制高校 午前」など、興味のあるキーワードで検索してみる。
- 気になった学校のパンフレットを取り寄せてみる。(誰とも話さず、ネットだけで完結します)
- YouTubeで学校の紹介動画を見て、雰囲気を眺めてみる。
これだけで、十分立派な「進路活動」です。
「全日制に戻らなければならない」「みんなと同じでなければならない」という呪縛を、一度捨ててみてください。
- 週に1回、午後からふらっと行けばいい学校。
- 先生とチャットだけでやり取りできる学校。
- 同じ趣味を持つ仲間とだけ繋がれる学校。
世の中には、あなたが思っている以上に「多様で、自由で、優しい学びの場」がたくさん用意されています。
今の苦しい状況はずっと続きません。トンネルには必ず出口があります。 あなたに「ちょうどいい」場所が必ず見つかりますから、今は焦らず、ゆっくりと、自分のペースで情報を集めてみてくださいね。
NIJIN高等学院は、通信制高校と連携しながら学びを支えるサポート校です。
私たちは「高卒資格を取ること」だけでなく、その先にある自分らしい学びと未来づくりを大切にしています。
オンラインでも仲間と出会い、先生との対話を通じて、自分の“好き”や“得意”を育てていく。
10代のうちに主体性を磨き、将来につながる経験を積むことができます。
開校は2026年4月です!
■ 毎週、無料の体験説明会を実施中!

先着20名限定、入学金無料キャンペーン実施中!
▼詳細はこちら▼
NIJIN高等学院について詳しく知りたい方はこちら
>>NIJIN高等学院公式HP

