2025年11月29日、東京・有楽町のスタートアップ聖地「Tokyo Innovation Base(TIB)」で開催された『Innovation Adventure for Kids TiB』。宇宙飛行士の野口聡一氏らが登壇し、次世代の挑戦者を応援するこの記念すべき舞台で、一際異彩を放つ一団がありました。
オンラインオルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の子どもたちです。
「不登校を、なりたい自分になるためのハッピーな選択肢に」――。そんなビジョンを掲げる私たちが、最先端テクノロジーがひしめくブースに出展し、ステージで巻き起こした「感動の渦」をレポートします。
問いが未来を創る。「宇宙でたまごずしを作るには?」
メインステージで、会場の大人たちを驚愕させたのは、ある少年の問いから始まったプレゼンテーションでした。
「宇宙でたまごずしを作るには、どうすればいいか?」
一見すると可愛らしいテーマですが、その中身は超本格的。無重力空間でシャリとネタをバラバラにしないためには?無重力だと醤油は醤油玉になってしまう!包丁は手を離した瞬間回転しながら飛んで行く?!これらを解決するには…子どもならではの自由な発想と論理的な考察で紐解きました。「宇宙でも大好きなものを食べたい」という純粋な欲求が、科学の扉を叩く。まさにイノベーションの原点ともいえる姿が、そこにはありました。

感性と知性が交差する、唯一無二の表現
NIJINアカデミーのブースやステージは、ジャンルの垣根を超えて個性が輝くショーケースとなりました。
- 心に響くクラリネットの旋律
テクノロジーが主役のイベントに、クラリネットの生演奏が温かな風を吹き込んみました。「宇宙」に関する曲目を日々の学びの中で磨き上げ、一音一音に心を込めて披露。会場を優しく包み込む音色は、学びの形は決して勉強だけではないというメッセージが表現されているようでした。 - 鉄道愛が爆発!「東京メトロ半蔵門線」の音楽学
「好き」を極めた探究心は、身近な公共交通機関にも向けられました。東京メトロ半蔵門線の発車メロディに隠された魅力を、その駅の地域の特徴を踏まえて紹介。マニアックでありながら、聞く人を惹きつける熱いプレゼンは、特定の分野を深く愛する力が「専門性」という武器に変わる瞬間でした。

「自分らしくいていい」が、挑戦の勇気になる
今回、日本最大級のスタートアップ拠点「TIB」という舞台で、子どもたちが証明したのは「好きを突き詰める力は、既存の社会システムさえも超えていく」という事実です。
「宇宙でたまごずしを作るには?」という問いは、既存の宇宙開発にはない遊び心と、常識を疑うイノベーターそのものの視点でした。音楽や鉄道に注がれる深い愛は、誰にも真似できない独自の専門性へと昇華されていました。彼らはもはや「守られるべき子ども」ではなく、新しい価値を共に創り出す「未来のパートナー」です。
NIJINアカデミーは、こうした「尖った個性」を社会のエンジンへと繋ぐプラットフォームであり続けます。
「教育」=「学校」という常識を変える NIJINアカデミー×企業の教育共創

