NIJIN高等学院への入学を検討されている皆さん、保護者の皆様、こんにちは。
入学にあたって必ず決める必要があるのが、「連携校選び」です。
NIJIN高等学院は日々の学びや生活の拠点となる「通信制サポート校」ですので、高校卒業資格を取得するためには、提携している通信制高校(連携校)にも同時に入学する必要があります。
現在、NIJIN高等学院が提携しているのは以下の3校です。
保護者3つもあると、どれを選べばいいかわからない…。



学費やスクーリングの違いは?
そんな疑問をお持ちの方へ。
結論から言うと、この3校に優劣はありません。
しかし、「大切にしている理念」や「学習スタイル」にはハッキリとした個性があります。
この記事では学費や場所の比較だけでなく、各校の「校風」や「卒業後の進路」まで掘り下げて解説します。
あなたに一番フィットする連携校を見つけましょう!
- NIJIN高等学院への入学を検討中で、どこの連携校を選べばいいか迷っている方
- ワオ・鹿島山北・開志創造の3校の「学費」や「スクーリング場所」の違いを一覧で比較したい方
- 偏差値やスペックだけでなく、学校の理念や雰囲気から「自分に合う学校」を見つけたい方
- 注記
本記事は、ワオ高等学校・鹿島山北高等学校・開志創造高等学校の担当教員の監修のもと作成しています。記載内容に関しては各校の最新情報を確認済みですが、年度や制度変更により差異が生じる場合があります。最新情報は各校の募集要項をご確認ください。
【一覧表】3校の基本データ比較
まずは、忙しい方のために基本データを比較表にまとめました。
| 比較項目 | ワオ高等学校 | 鹿島山北高等学校 | 開志創造高等学校 |
| 本校所在地 | 岡山県(岡山市) | 神奈川県(山北町) | 新潟県(新潟市) |
| 開校年度 | 2021年 | 2017年 | 2025年 |
| 入学金 | 50,000円 | 0円 | 30,000円 |
| 学費 ※就学支援金対象 | 12,000 円×履修単位数 詳しくはこちら | 9,000円×履修単位数 詳しくはこちら | 297,000円/年 詳しくはこちら |
| スクーリング | 年に2回、それぞれ3〜4日程度 宿泊型/岡山県岡山市で実施 | 年に1回(4日間)参加 宿泊型/神奈川県山北町で実施 | 5月~7月で4日間、9月~11月で4日間の年間8日間。 通学型/新潟県新潟市で実施 |
| 日常のコミュニケーション手段 | ovice | LINE | FAMcampus |
| 単位取得 | 1つの科目を半年(半期)で学べる前後期制 | 通年制 | 通年制 ※履修は前後期に分けられる |
| 入試方法 | 書類・面接 詳しくはこちら | 書類・面接 | 書類・面接 詳しくはこちら |
| 新入生出願受付 | 8月下旬 | 12月 | 12月 |
| ニジ高以外の連携校 | 個別指導Axis MJRC高等学院 詳しくはこちら | 多数 詳しくはこちら | 全国数十箇所 詳しくはこちら |
| 卒業後の進路 | 国内外の多様な大学や専門学校 | 大学・短期大学・専門学校への進学が約8割を占め、就職も可能 | 2025年4月に開校したばかりのため、卒業生はまだなし |
※学費やスクーリングの詳細は、履修単位数や年度によって異なります。
必ず最新の募集要項をご確認ください。
ワオ高等学校:問いを立てる「哲学」と「対話」
「好き」と「学び」で未来を切り拓く


ワオ高等学校は、「能開センター」や「個別指導Axis」などを運営する教育大手・ワオコーポレーションが設立した、新しいタイプの通信制高校です。この学校の最大の特徴は、単に高卒資格を取得するだけでなく、「哲学・科学・経済」といった「教養(リベラルアーツ)」の習得を教育の柱に据えている点にあります。
特に必修科目として設置されている「哲学」の授業はユニークで、「なぜ勉強するのか?」「幸せとは何か?」といった正解のない問いに対し、生徒同士や先生と対話を重ねながら考えを深めていきます。ただ知識を暗記するのではなく、社会に出たときに必要となる「自ら考える力」を養うことを重視しているのです。
授業や日々のホームルームは、NIJIN高等学院と同様にバーチャルキャンパス「ovice」を活用して行われます。オンラインでありながら、アバターを通じて全国の仲間や先生と気軽に会話ができ、孤独を感じにくい環境が整っています。先生たちも元新聞記者や海外経験者など、多様な社会経験を持つユニークな経歴の持ち主が多く、一方的に教えるのではなく、生徒と共に学ぶ「学育」の姿勢で一人ひとりの「好き」に寄り添ってくれます。
また、長年学習塾を運営してきたノウハウがあるため、大学進学にも非常に強く、国公立や難関私大、さらには海外大学への進学実績も豊富です。加えて、在学中に起業を学ぶコースや本格的な長期留学を支援する制度もあり、アカデミックな学びと実践的な挑戦の両方を追求できる環境と言えるでしょう。
哲学・教養重視の学びとオンライン「ovice」による対話型環境が特徴で、進学や留学・起業支援にも強みがある。使い慣れたバーチャル校舎でストレスなく単位取得を進められるのが利点。
環境の変化なく、ストレスフリーに学びたい人へ
最大のメリットは、NIJIN高等学院と同じバーチャル校舎(ovice)を使っていることです。 普段使い慣れているシステムや操作感のまま、レポート学習やホームルームに参加できるため、システムの違いによる戸惑いやストレス(ラグ)が全くありません。NIJINでの活動の延長線上で、スムーズに高校の単位取得を進められるのが魅力です。
鹿島山北高等学校:多様な個性を認める「自由」と「実績」
自分らしいスタイルで、無理なく高卒資格を


通信制高校として長い歴史を持つ「カシマ教育グループ」の一員です。多くのサポート校と提携しており、システムが安定しています。
鹿島山北高等学校は、通信制高校の中でも屈指の規模と実績を誇る「カシマ教育グループ」の一員です。この学校の最大の特徴は、「圧倒的な自由度の高さ」と「自然豊かなスクーリング環境」にあります。
神奈川県足柄上郡山北町という、丹沢湖をはじめとする雄大な自然に囲まれた場所に本校があり、ここでのスクーリングは単なる座学だけでなく、五感を刺激するような「大自然体験型」のアクティビティが多く取り入れられています。普段の生活では味わえない経験を通じて、学ぶ力だけでなく「生きる力」や「自主性」を育むことを大切にしています。関東圏にお住まいの方であれば、比較的アクセスしやすい立地であることも魅力の一つです。






学習スタイルは非常に柔軟で、基本的には自宅でのレポート学習(自学自習)が中心です。自分のペースで進められるため、働きながら高卒資格を目指す人や、芸能・スポーツ活動に打ち込みたい人、あるいは体調に合わせて無理なく過ごしたい人など、多様な背景を持つ生徒が在籍しています。
また、カシマ教育グループならではのネットワークを活かし、全国にある学習センター(サポート校)と連携することで、アニメ、音楽、ファッション、ITなど多彩なオプションコースを選択できるのも強みです。「まずは高卒資格を確実に、リーズナブルに取りたい」というニーズから、「専門分野を学びたい」というニーズまで幅広く応えてくれる、包容力のある学校と言えるでしょう。進路サポートについても、個別の面接指導や職業適性検査などを通じて、大学進学から就職まで一人ひとりの希望に寄り添ったバックアップを行っています。
柔軟な自学自習と神奈川県丹沢湖周辺の自然体験を取り入れたスクーリングが魅力。
費用を抑えつつ自由度が高く、関東圏からアクセスしやすい実績あるグループ校。






マイペースな学習と、特別な体験を重視したい人へ
最大のメリットは、「自分のペース」を守りながら、魅力的なスクーリングに参加できることです。 普段の学習は自由度が高く、無理なく進められる一方で、スクーリングでは丹沢湖などの大自然に囲まれた環境で、五感を使った体験学習が待っています。「普段はコツコツ、行くときは楽しく」というメリハリのある高校生活を送りたい人に最適です。
開志創造高等学校:社会とつながる「創造力」
キミの個性が、未来をつくる


新潟を拠点に日本最大級の専門学校グループをもつ「NSGグループ」が運営する学校です。
開志創造高等学校は、新潟県を拠点に多数の専門学校や大学を展開する「NSGグループ」が2025年4月に開校した、最新のオンライン通信制高校です。最大の特徴は、単なる高校卒業資格の取得にとどまらず、生徒一人ひとりの「好き」や「将来の目標」に合わせて選べる「10の専攻(職業探求、アニメ・マンガ、eスポーツ、アスリート、医学科・難関大など)」が用意されていることです。
NSGグループの豊富なリソースを活かし、専門学校や大学、企業と連携した本格的なキャリア教育が受けられます。例えば「アニメ・マンガ専攻」ではプロによる実技指導、「eスポーツ専攻」では現役プロゲーマーによる指導やeスポーツ英語の習得、「職業探求専攻」では100以上の職種を知ることができます。まだ夢が見つかっていない生徒も、すでに明確な目標がある生徒も、それぞれのペースで未来を切り拓くスキルを身につけられる環境です。
学習面では、メタバースキャンパスや独自のeラーニングシステムを活用し、レポート提出から単位認定試験までオンラインで完結可能(スクーリングを除く)。自分の都合に合わせて学習を進められるため、プロを目指すアスリートや、自分の時間を大切にしたい生徒にも最適です。スクーリングは新潟県で年2回(合計8日間)行われ、時期や時間を自分で選べる柔軟なシステムを採用しています。
さらに、生徒の心のケアや学習サポートも充実しています。メタバースキャンパスには常に担任がおり、チャットなどで気軽に相談ができるほか、スクールカウンセラーやキャリアコンサルタントも配置されています。「社会から求められる人材」を育てる実践的なカリキュラムと、最新のオンライン環境が融合した、新しい時代の通信制高校です。
5月~7月で4日間、9月~11月で4日間の年間8日間。
自分のペースで5月に月・火、6月に水・木などをスケジュールできる。
また、6月と10月は13:20~19:10のナイトスクーリングを用意。
登校時期・時間を、自分のペースで決めることができる。








将来の夢や進路を突き詰めたい人へ
最大のメリットは、キャリア教育や自己探求のためのコンテンツが圧倒的に充実していることです。 「専攻」として自分の興味を深掘りできるだけでなく、大学や専門学校と密に連携しているため、その後の進学サポートも手厚いのが特徴です。「高校卒業の先」を見据えて、専門的なスキルを磨いたり、大学進学を有利に進めたい人にとって、これ以上ない環境と言えるでしょう。
「絶対にこの3校じゃないとダメ?」提携校を選ぶ最大のメリットとは
ここまで3つの連携校を紹介してきましたが、 「NIJIN高等学院に入るなら、絶対にこの3校から選ばないといけないの?」 という質問をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、制度上は他の通信制高校を選ぶことも不可能ではありません。 すでに他の通信制高校に在籍している場合など、個別の事情がある場合は相談に乗ることができます。
しかし、特段の事情やこだわりがない限り、私たちはこの3校(ワオ・鹿島山北・開志創造)から選ぶことを強くおすすめしています。
その理由は、単なる業務提携を超えた「先生同士の密な連携」があるからです。
なぜ「提携校」がおすすめなのか?


NIJIN高等学院のスタッフとこれら3校の担当者は、日頃から生徒の状況について密に情報を共有しています。
- 「最近、Aさんがレポートで少しつまずいているみたいです」
- 「Bさんは今週体調が優れないので、スクーリングの対応を少し配慮してもらえませんか?」
このように、あなたの普段の様子を知っているNIJINの先生が、連携校側と直接やり取りをしてサポートできる体制が整っています。これは、全く別の高校を選んだ場合には難しい、連携校ならではの安心感です。
「高卒資格」を確実に、そして安心して取得するためには、NIJINと連携校が「ワンチーム」になってあなたを支える環境がベストです。まずは、この3校の中から自分に合いそうな学校がないか、検討してみてくださいね。
結論:あなたに合うのはどのタイプ?


最後に、タイプ別の選び方をまとめました。
- 「学びの質」と「対話」を重視したいなら…
👉 ワオ高等学校(哲学や議論が好き、岡山への旅を楽しみたい、大学進学を強く意識している) - 「費用」と「自信・社会性の獲得」を重視したいなら…
👉 鹿島山北高等学校(学費を抑えたい、大自然体験による情操教育、キズキと成長) - 「感性」と「将来の夢」を重視したいなら…
👉 開志創造高等学校(アニメやデザインが好き、動画で楽しく学びたい、新潟で合宿体験したい)
NIJIN高等学院のホームルーム、プロジェクト学習、オンラインでの仲間との交流といった楽しい毎日は、どの連携校を選んでも変わりません。
「レポートの出しやすさは?」
「スクーリングは旅行気分で行きたい?それとも近場がいい?」
といった視点で、ご家庭のライフスタイルに合った学校を選んでみてください。
もし迷ったら、NIJIN高等学院の個別相談会で「私にはどこが合っていますか?」と相談してみてくださいね。
スタッフと対話をしながら、ベストな選択を一緒に考えましょう!
NIJIN高等学院は、通信制高校と連携しながら学びを支えるサポート校です。
私たちは「高卒資格を取ること」だけでなく、その先にある自分らしい学びと未来づくりを大切にしています。
オンラインでも仲間と出会い、先生との対話を通じて、自分の“好き”や“得意”を育てていく。
10代のうちに主体性を磨き、将来につながる経験を積むことができます。
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