
開校から2年半が経ち、NIJINアカデミーに通う小中学生の子どもたちは、累計650人を超えます。
家からでも質の高い学びを受けることができる環境をつくりたくて、メタバース校舎から始まったNIJINアカデミーの学びの場は日々拡大を続けています。
最近では、学校や地域を飛び越え、子どもたちの学びの場は社会全体になっています。
そんなニジアカ生の挑戦をご紹介します。
先生、僕はAI学習アプリを作りたい!
私のクラスの小学3年生の児童から、ある日連絡が来ました。
「AI学習アプリを作りたい」
「アイディアをスライドで作成したから見てほしい」
送られてきたのは、AIで作成した可愛いイラストのスライドのデータでした。
言語化が苦手な子どもでも、AIを使って自分に合った勉強ができるという学習アプリでした。
現在、AIが発展し、誰もが簡単にAIを活用できるようになった。
「しかし、言葉で的確な指示を出せない子どもは、AIを使うことができないじゃないか!
子どもでもAIを活用したら、もっと楽に勉強ができるのではないか!」
そんな思いが込められたアイディアでした。
一歩踏み出し、企業への提案プレゼンへ挑戦
AIアプリを作るためには、一緒に開発してくれる企業を見つけなければいけない。
1月、彼は、東京ビッグサイトで開催されたTOKYO DIGICONXという展示会にて、出展ブースで企業の人たちに向けたプレゼンテーションに挑戦します。

企業への提案プレゼンバトルを企画し、10人の子どもたちがチャレンジしました。
プレゼンテーションを聞いてくれた企業の方々、保護者の方々にアンケートをとり、グランプリも決定しました。
その結果、彼は、グランプリを獲得!!
”言語化が苦手な子どもでも、簡単に活用できるAI学習アプリを作りたい”
その思いは、彼自身の経験からきています。
好きなことが子どもを変える
彼と出会ったのは、1年半前。
当時の彼は、とてもシャイで、声を聞くこと、顔を見ることはほとんどありませんでした。
1年半後、東京ビッグサイトで多くの大人たちの前でプレゼンテーションをし、グランプリをとっているなんて、想像もしていませんでした。
そんな彼は、YouTubeとの出会いで変わります。
動画編集を始め、自分のYouTubeチャンネルに動画を投稿し始めます。
多くの人に動画を見てもらうために、トレンドを調べたり、分析しながら、毎日動画を投稿し続けます。
AIを活用した動画制作にも、挑戦し始めました。
今では、彼のYouTubeチャンネルの登録者は、200人を超えます。
一番再生された動画は、2万回再生です。
努力が数字で報われた経験は、彼の自身に繋がります。
そこからは、顔を出してクラス会議に参加できるようになり、校舎HRでの発表、さらには全校HRでのYouTube配信でもプレゼンに挑戦しました。

子どもたちに必要なのは、自信です。
自己肯定感の回復です。
ゲームやアニメ、イラスト
好きなこと、やりたいことなら、頑張れる。
その一歩が、子どもたちの今後の人生を大きく変えるきっかけになるかも知れません。
彼の挑戦を、これからも見守っていきます。

