ニジアカは自由でおもしろい―「ニジアカ」×「鉄道」で世界を広げるじぇけくんの話

こんにちは。ボランティアスタッフのいっちーです。

今回は小学5年生 じぇけくんのインタビューをお届けします。

 ギフテッド傾向があり、小学2年生の頃から小学校の授業に退屈さを感じていたというじぇけくん。

4年生になってから、頭痛などの体調不良が出たことをきっかけに小学校に行けなくなり、NIJINアカデミーと出会いました。

NIJINアカデミーに入って1年と数か月。現在は「鉄道研究サークル」のサークル長やリアルイベントの企画など、精力的に活動をしています。

そんなじぇけくんに 鉄道研究サークルやNIJINアカデミーの魅力についてうかがいました。

目次

NIJINアカデミー入学の決め手の一つとなった「鉄道研究サークル」

―じぇけくんはNIJINアカデミー内にある「鉄道研究サークル」に所属していて、サークル長をしているそうですね。「鉄道研究サークル」にはどうして入られたのでしょうか?

じぇけくん

元々小学1~2年生の頃から鉄道が好きだったんです。

ニジアカ(NIJINアカデミー)のホームページを見ていた時に鉄研(鉄道研究サークル)があることを知って面白そうだなと思いました。

それで体験授業を受けて、ニジアカに入ることを決めてすぐにサークルにも入りました。

- サークル長にはどのようにしてなったのでしょうか? 

じぇけくん

入って数か月後に前のサークル長から突然「サークル長をやってほしい」とメッセージが来ました。びっくりして、「なんでですか?」と聞いたら、「忙しいから」と。

前のサークル長は他のサークルも掛け持ちをしていて忙しくて。で、どんなことをやれば良いのかを聞いてみて、できそうかなと思いました。あと、サークル長が「何かあれば一緒にやるから」と言ってくれて、それでやることにしました。

― 前サークル長の「フォローをするから」が最後のひと推しになったんですね。具体的にサークル長はどんな仕事をするのでしょうか?

じぇけくん

サークル内で活動するときにみんなに何をやりたいか聞いてまとめたり、他のサークルのリーダー会議に出席をしたりします。

あと今度ニジアカの学園祭があって、鉄研ではカレンダーとクリアファイルの販売をするんですが、その学園祭の集まりにも出ているところです。(※)

(※)2025年10月11日・12日に「NIJINアカデミー学園祭2025」が開催されました。

▼2025年10月開催されたNIJINアカデミー学園祭の様子はこちら

- サークル長をしてみて楽しいことや大変なことはありますか?

じぇけくん

なんだろう…。なんか大変…だけどどのへんが大変なのかはよくわからない。。

でも、いろんな相談を先生にしなきゃいけないことが増えて忙しいかな。

ー 鉄道研究サークルのどんなところが楽しいですか?

じぇけくん

型にはまっていない、縛られない感じが楽しいです。みんな割と自由で。

― みんなが好きに話をして、その好きな話に乗っかってきてくれる感じでしょうか?

じぇけくん

はい。そんな感じです。そこがいいところだと思います。

▼NIJINアカデミーのサークル活動についてはこちら

入学から1年。「鉄道」を絡めたイベントを1から企画・開催

2025年の夏にはNIJINアカデミー内で「鉄道おにごっこ」というイベントの企画・開催をしたじぇけくん。クラス担任の先生がじぇけくんの少し物足りなさを感じている様子に気づき、「何か新しいことを一緒にしてみない?」と声掛けしたことが企画のきっかけとなりました。

-夏に開催をされた「鉄道おにごっこ」ですが、これはどのような企画だったのでしょうか?

じぇけくん

鉄研とは関係ないんですが、担任のせれてぃー先生と一緒に『東京メトロで鬼ごっこをする』企画をつくりました。

鬼グループと逃げグループがいて、逃げグループは順番に出てくるミッションをクリアしてポイントを貯めて、一番ポイントを貯めたチームが景品をゲットできるっていうゲームです。

ー どれくらいの人が参加したのでしょうか?

じぇけくん

Slack(※)で声かけをしたり、ホームルームで企画の発表をしたりして参加を募ったんですが、20人位集まってくれたので3人1チームで逃げ役が5チーム、残りが1チーム鬼役で5対1の鬼ごっこができました。

※NIJINアカデミーでは日常的にコミュニケーションツール『Slack』を使って生徒同士や先生とのやりとりが行えるようになっています。

ー 沢山の人が参加をされたんですね。イベントはいかがでしたか?

じぇけくん

みんなも楽しんでくれたし、(自分も)面白かったです。企画をしている時もせれてぃー先生とミッションを考えるのが楽しくて。

- どんなミッションがあったのでしょうか?

じぇけくん

「皇居の写真を撮る」とか「都内300メートル以上の建物の写真を撮る」っていうミッションを作りました。都内300メートル以上の建物だと、東京タワーかスカイツリーがすぐに思い浮かぶと思うんですが、交通機関は東京メトロと徒歩以外は使用禁止のルールだったので、メトロで行きやすいスカイツリーに人が集まりやすいと予測ができる。自分はミッションを全部知っちゃっていたので鬼チームにいたんですが、実際にスカイツリーに行く電車の中で1組の逃げチームにばったり遭遇しました。

逃げチームは鬼チームに見つかったらアウトなので、見つかった時点で確保となりました。笑

- 本格的な心理戦のゲームで楽しそうですね!次なる企画は何か考えていらっしゃいますか?

じぇけくん

はい。まだ考えている最中ですが、またせれてぃー先生と他の友だち2人と別の路線を使った企画をやろうと思っています。次も楽しみです。

探究が出来ずに退屈だった小学校。NIJINアカデミーとの偶然の出会い。

NIJINアカデミーに入ってから、リーダー業やイベント企画など多くの新しいことを経験し、今の生活を楽しんでいるじぇけくん。

そんな彼の姿を横で見続けているお母さまは「NIJINアカデミーにいるときのじぇけと家の中でのじぇけが一致し始めた」と言います。

じぇけくんは家庭の中では「これなんで?」「これは自分はこう思うんだけど」と色々なことへの疑問や意見が沸き続けて、よくしゃべるタイプ。しかし小学校では担任の先生から「すごくおとなしい子」と捉えられるほど、自分らしさを見せられずにいました。

そして、一方通行的に教えられることの多い授業への退屈感の蓄積や仲の良い友だちとクラスが分かれてしまったことが重なり、小学4年生の春に登校前になると頭痛・腹痛の症状がでるようになったと言います。

「このまま通うのは難しいかも」と考えたお母さまが、私立の小学校なども含めじぇけくんの特性に合う場所を探している最中、偶然NHK『おはよう日本』でNIJINアカデミーの存在を知りました。

ーNHK『おはよう日本』で紹介されたNIJINアカデミーを見て、どんなところに惹かれましたか?

お母さま

小学校よりもかなり自由度がありそうだと思いました。授業の様子も一方的な授業じゃなくって、子供との対話を大切にしている印象で。子供自身も、例えば辞書で意味を調べてみたりとか、子供が自分で考えるプロセスをすごく大事にしているなと思いました。 その様子が家の中だと疑問も意見も止まらない息子の特性にすごく合ってそうだなって感じましたね。 

それまで小学校では一方的に先生の話を聞いて、「ここからここまでドリルをやってみましょう」「答え合わせしましょう」 丸つけして終わり、という感じだったので苦しいだろうなっていうのは正直思っていたので。そういうところからもNIJINアカデミーさんの授業は合ってるかなって思いました。 あと特集の中で取り上げられていた体育の様子を見てとても自由で。なんかそういうのが出来ちゃう空気も楽しそうだなって思いました。

-『おはよう日本』を見て、じぇけくんに「こんなとこあるけどどう?」と提案されたのでしょうか?

お母さま

そうですね。番組内で「NIJINアカデミー」という文字を見つけて、すぐネットで検索をして。ホームページに書かれていた内容を読んで改めて「じぇけに合うかもしれないな」と思いました。じぇけには「オンラインのなんか学校みたいなところがあるよ」と話をして。その時に鉄研のことも書いてあるのを見つけて「鉄研があるみたいだよ」という話もして、面白そうってなって体験に申し込みました。

- じぇけくんはお母さまからNIJINアカデミーを紹介された時はどんな気持ちでしたか?

じぇけくん

よくわからないところなんで、不安もあったけど、おもしろそうだなぁと思いました。

- NIJINアカデミーはメタバース校舎を使った学校ですが、オンラインを使うことには心配などはなかったですか?

じぇけくん

入るまではオンラインとか、メタバースとかがあんまりピンときてなくて。よくわからなかったのでそこを心配することはなかったです。

入ってからも割とすぐ慣れて。気になるところはなかったかな。

お母さま

私はメタバースっていう言葉とか、そういう空間があるっていうのは知ってましたけど、実際に自分がその空間に入って何かするっていう経験はなかったので「どんなものかな」とは思ってました。 でも、ちょうどコロナも経て、在宅勤務でZOOMを使ったりしてオンラインでつながるっていうのがかなり当たり前になってきていたタイミングではあったので、抵抗は特になかったですね。 慣れるまでどれくらいかかるかなぁとは思ってましたけど、オンラインじゃ無理だろうみたいな感覚は全然なかったです。 入ってからも特に大変だったことはないかな、と思います。

NIJINアカデミーは「自由」。肯定がベースにあるから自分らしさが出せる

ー NIJINアカデミーの授業を受けて見て、楽しいところや小学校との違いを感じるところはありますか?

じぇけくん

授業は(樋口)万太郎先生のものが好きです。謎解きが面白い。

小学校との違いはやっぱり自由だなと思います。クラス会議の中で普通にゲームしたりするし。

- どんなところに自由を感じますか?

じぇけくん

いつでも授業を抜けられるし、クラス会議だと校長先生をいじったりとか(笑)。 面白いです。

- 校長先生をいじれるのは確かに、小学校じゃ出来なさそうですね(笑)。

じぇけくん

あと、授業じゃないけど分かり合える友だちが多いです。

鉄道のこととか。前の小学校にいたときも鉄道が好きな友だちはいたけど、ニジアカのほうがもっと多い。

- 授業が楽しくて、気の合う友だちも沢山できたということですが、逆にNIJINアカデミーに入って大変だったこととかはありますか?

じぇけくん

サークル長とかは忙しいけど…大変よりも楽しいが勝っちゃうから大変って思わない

鉄研の活動もそうだし、クラス会議で都道府県クイズを作ってやりたいって言って作らせてもらったり。楽しいことが多いです。

- お母さまはNIJINアカデミーでのじぇけくんの様子を見ていて、どうでしょうか?

お母さま

じぇけは授業によっては、顔出しとか声出しをしないことがあってそういう時いつも、チャットでいろんな意見を言ったり、チャチャを入れたりしているんですが、そういうのも本当に細かく拾ってくださるんです。「いい答えだね」「そのアイデア面白いね」と返してくれたり、ツッコミに対して、それを面白く捉えて返してくれたり。

なんかそういうのがすごく温かいし、居心地がよくて楽しくなるんだろうなと思います。

授業以外でも基本的にすごく肯定的な態度で接してくださっているなと思います。 親から見てて、「あ、ちょっと失敗したかもな」って思うことも、「いいよいいよ頑張ってよ」「最高、最高」みたいな感じで言ってくださるのが本当にありがたい。そういう態度でずっと接してくださるから、 普段から思っていることや疑問、やりたいっていう気持ちが素直に出せるのかなって思います。そしてやりたいって思ったことについては、かなえる手段を先生方やお友達もみんな一緒に考えてくださる…NIJINアカデミーは息子がやりたいと思ったことをみんなが応援してくれる場所だなって思います。

ー NIJINアカデミーはどんな子に合うと思いますか?

じぇけくん

自由が好きな子に合うと思います。ニジアカは面白い場所です。

-今日はお時間をいただきありがとうございました。 


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